「なんでもないわよ。」 光の方に視線を向けたが、 期待はできそうにない。 なんか、私だけ置いてかれてるし… 少し寂しく感じた。 そもそも、なんで私は光のことを思い出せないんだし。 胸のモヤモヤがとれない。 帰りは美沙と光と3人で帰ったけれど、 その時もずっとモヤモヤしたままだった。 こんなモヤモヤ、いつかとれるし。 そしたら、もっともっと楽しく接することができるし。