「あ、よろしくね、小林くん」 「早速なんだけど、放課後集まりがあるらしいんだ。放課後、大丈夫?」 「うん。大丈夫だよ」 私は文芸部に入っているが、活動という活動はしていないため放課後は暇を持て余している。 「よかった。じゃあ、また放課後」 「うん。また、放課後ね」 小林くんならしっかりしているし、何とかやれそうな気がした。 くじ引きで決まったとはいえ、やるからにはちゃんとやりたい。