「男子の方は…小林だな」 黒板に書かれた私と名前と男子の名前。 男子の方は小林葵くんのようだ。 小林葵くんは、亮平の次に人気者のしっかりした人。 男女問わずに頼りにされている。 くじ引きが終わると、小林くんが私のところへと来た。 「よろしくね、中村さん」