「じゃあなに?急にどうしたの?」


「どうもしないよ。それとも……」


暇そうにコロコロ鉛筆を転がし始めた。


あ、拗ねた。


ムスッと唇が小さく尖ってる。


ほんと、そう言うの勘弁してよね。


「夏目くんはイヤ?」