そう言ってくれた出来事がいまでもウソなんじゃないかって疑ってしまう。


もしかして、夢だったんじゃないだろうかって。


だけど、目の前にいる夏目くんは甘い。


甘くて、私には刺激が強すぎる。


頭が何度もクラクラしている。


「夏目くん、好き」


「……急だね」