「また明日ね」


「うん、また明日」


私と小林くんが別れる頃には、夕日も落ちて星が出ていた。


こんなに遅くなる予定はなかったんだけど、あの時の話をしたら止まらなくなってしまっていた。


思えば、あの時の男の子は私の初恋なのかも知れない。


「・・・また、会えるといいな」