「っ!?」


勢いよく振り返ると、彼が居た。


「な、んで?」


会いたかった。会えて嬉しかった。


だけど、会いたくなかった。見たくなかった。


私服姿の、夏目くんと


「凛ちゃん・・・」


私服姿の凛ちゃんがそこにはいた。