「ごめんね?一方的に押し付けちゃったよね?」


申し訳なさそうに言う小林くんに、私は慌てて首をふる。

「ううん!全然大丈夫ですっ!」


緊張からか、変に敬語になってしまう。


「そう?それなら良いけど。あと…」


そう言って小林くんは照れくさそに笑って


「今日の格好、可愛い」


「っ…!」


あまりにも突然の事で、身体中の体温が急上昇した。


恥ずかしくて、パッと小林くんから視線を逸らした。