「はぁ.......」


大きな溜息を吐いて、わたしは結局、待ち合わせの駅に居るんだ。


昨日あれからずっと考えても、答えなんて出てこなくて。


かと言って、小林くんに連絡する勇気も出なかった。


何もかもが中途半端になってる。


それは分かっているけど、何もできない自分が嫌になる。


そんな中でも、時計の針は進んでる。


時間が止まって欲しい。


進まないで欲しい。