恥ずかしくなって、全身の体温がかぁっと熱くなる。 喜んじゃいけないて分かっているのに、すごく、すごく嬉しい。 このまま離さないで・・・。 この時だけは、自分の足が遅くて良かったと本気でおもったんだ。 「夏目くん・・・」 「ん?」 「ありがとう。私、歩くの遅くて良かったかも」 「馬鹿、何言ってるの。ちゃんと付いて来ないと離すから」