こうやって簡単に夏目くんの事をもっと好きにさせるんだ。 「実は・・・・・ちょうど、迷ってたところだったん、です・・」 恥ずかしさから、変に敬語になってしまう。 「・・・迷わず来なよ。じゃなきゃ、俺が休めななくなる」 まるでテレ隠しのように、フイット目線がそらされた。 「夏目くん・・」 どうしよう。 今なら死んでしまってもいいや。