「淳くん…」


そっと自分の唇に触れる。


いつまでも冷めない唇。


熱のせいだったとしても、きっと私は忘れられない。


昨日よりももっともっと、夏目くんを好きになってしまう。


声も、困った顔ですら好き。


夏目くん、好きです。


……大好きです。