違うんだよ。 私は、きっと可笑しいんだ。 夏目くんが心配そうしてくれている事が、こんなにも嬉しい。 私の事を見ていてくれているって、分かるから、嬉しい。 「夏目くん、今日は帰るね」 これ以上夏目君といると我儘になってしまいそうな気がした。 きっと、明日にはいつも通りの夏目くんに戻ってる。