ゴールなんてしなきゃいいのに。 そんな私の願いとは裏腹に見えてきたゴールテープ。 夏目くんはなんの躊躇いもなく、そのゴールテープを切った。 『1着は2組の夏目くんですっ!さて、夏目くんのお題は!』 ドクンドクンと心臓がやけに早い。 「…好み」 「っ!」