前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー

明夫くんが帰ると


「ねぇ、さっきさ、親子くらい
年離れてるって言ってたじゃん?
明夫くんって何才なの?」


「昨日30代後半って言ってたぜ」


「「「えーーーーーー‼︎」」」


「嘘だろう??いってて28才
くらいじゃねぇの??」


「健夫くんが28才だよ?」


「そっか、健夫くんは弟だもんな?
じゃあいってて30才とか??
とにかく、そんな年には全く見えない」


「まさしくバケモノだ!
あれこそバケモノだ!
バケモノ三兄弟の長男なだけはある」


「三兄弟って…
明夫君は2人兄弟だろ?」


「オマエだよっ!
長男明夫、次男健夫、三男レイジ
だろうがっ?!わかるだろ?普通」


「わかるかっ!!」


ふふふ(笑)


わかる(笑)


でも言ったら怒るから
言わないもんね〜私は…


「あっ!今ミカちゃんも
思ったべ??バケモノ三兄弟で
納得したべ?」


ぎくっ


「えっ?そんな事思ってないよ?
ぷっ(笑)ふはははは(笑)
ごめんなさいっ(笑)
ちょっと、ちょっとだけ思った(笑)」



「ミカまでそんな事思ってたわけ?」


「ごめん、でも私の中では
大魔王は明夫くんじゃなくて
レイジだけどね(笑)」


「なんか、嬉しいような…
嬉しくないような…
とにかく、ミカは自分の彼氏を
バケモノと言った罰を
受けてもらうしかないな…(笑)」


と言うと、一瞬ニヤッと笑うと
私の隣に腰を下ろすと
肩を抱き寄せてチュッとキスされた


そして、また超絶にかっこいい顔で
ニカッと笑うと


「ミカ、そろそろ教室戻るだろ?
アイリちゃんが今戦闘不能中だから
送ってくよ?」


と言ってアイリを背中におぶると


「ライタとトシヤでミカを挟め」



「「ラジャ」」


と2人は言うとふざけて
私の肩を組んできたので


「おい、触っていいとは言ってない」


「「ラジャ」」

と、言って2人は私からパッと離れた


それを見てユウタロウくんが
大爆笑。


「ぶははははは(笑)まじウケる!!」


「本当馬鹿にしてんの?(笑)」


と、言いながらも楽しそうに笑うレイジ



なんかこういうのいいなって思った。


みんなそれぞれ色んな事乗り越えてきて


知り合って


今こんなに楽しい。


私はやっぱどんな事があっても
レイジといたい。


そして、みんなといたい。


だからみんな絶対に負けないで。
みんななら絶対に勝てる!!



怪我した部分に軽く手を当てて念じた