前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー

食事が終わって、お茶をしながら6人で
話をしている。


アイリは1度目が覚めたんだけど


明夫くんも私も食事中に
倒れたもんだからレイジが
アイリを抱えてたら


またふらぁっといってしまった…


なので、今アイリは私の膝で寝ている
状態です(笑)



「んで、明夫くん偵察はどうだった?」


レイジが明夫くんに尋ねると


「んー、少しずつ向こうは浮足だって
きたんじゃない?
ただ、あっちの大将をチラッと見てきたけど…
あの感じだと2週間はやっぱ無理で
3週間後くらいに何かアクション起こしてくるんじゃないか?
向こうサイドはすでにミカはヤツのモノになってる。
てか、そうしておかないと他のヤツらが
ミカにちょっかいかけようとするから
大将が取り巻き達が変な気を起こさないように牽制してるみたいだ。」


「ふーーーーん」


レイジが面白くなさそうに
答えると


「おいっ!レイジ急にまた
キレるなよ?」


「ミカ先輩がカワイイのは
わかりきってる事じゃん!
でもさ、レイジといる時のミカ先輩は
もっとカワイイもんなぁ〜」


トシヤくんの言葉にちょっと機嫌を
なおしたレイジは


「やっぱそう思う??
ミカはさ、俺の前だと世界一
カワイイんだよ(笑)」


なんて冗談言ったんだけど
私はそういうの免疫ないからねっ!


頬がカーッと熱くなるのがわかる。


「あっ!ミカちゃん赤くなってる〜
カワイイなぁ〜!
いいなぁ〜レイジ…
なんなら、今すぐ俺に
乗りかえない?(笑)」


なんて言うから


更に恥ずかしくなって下を向くと


「おいライタ……」


と、明夫くんがジトーッとした目で
ライタくんを見ると…


「なにっ?その目?
なんでちょっと怒ってるの??
そりゃ、僅かな希望はあるけど
親友の彼女に手を出すほど
飢えてないやいっ!
冗談でしょうが…もう明夫君
ミカちゃんの事となると
全く通じないんだから………」



「そっか、冗談か…
ここで三角関係とかになったら
困っちゃうからなっ(笑)
俺のミカは可愛いから
あり得ない話ではないしなっ!
それと、今日たった数時間ここに
いただけで、ミカの噂はあちこちで
聞けたぞ?!
モデルみたいにスタイル良くて美人で
笑顔が可愛くてオマケに性格も
優しくて純粋で可憐。
男だけじゃなく
女からの支持も凄いし…
ミカは良い子だもんなぁ〜!
でも何かあったらお兄ちゃんに
言うんだぞ?
礼二は最早歩く広告塔みたいだし…
この3人のおかげで更に目立っちゃってるからなっ(笑)」


ふふ(笑)


歩く広告塔って…
確かにねっ!(笑)


てか、明夫くん?


それ私が落ち込むと
昔から良く言ってくれた
言葉じゃない(笑)


私落ち込んでないよ?


でも、ありがとう(笑)
明夫くんにそうやって言われると
昔から凄く嬉しかったんだよ?


「ふふふ(笑)明夫くん
レイジ達確かに目立つよね?(笑)
私別に落ち込んでないよ?
元気だから大丈夫だよ?
でもありがとう(笑)
小さい時から明夫くんにそうやって
言ってもらうと元気でたんだぁ〜
嬉しいなぁっ(笑)」


「「「……………………」」」



「明夫君、この通りなんです。」



「ぶはははは(笑)
健夫の言う通りだな(笑)
でも、スレてなくていいじゃないか?
礼二頼んだぞ?
テンは可愛い妹そのものだけど…
ミカはたまに妹というより
自分の子どもみたいに
思える事もあるんだよ(笑)
それだけ年が離れてるからね!
でもまだまだ俺もパパだなんて呼ばれたくないからね!
お兄ちゃんだからね〜?(笑)
ミカのためにもお兄ちゃん
頑張らなくっちゃな(笑)
あっ、俺もう戻らないと!!
また夜行くから!
それじゃ、ミカまた後でな?」


と、言って時計を見ると慌てて
帰って行った明夫くん。


女の子たちに揉みくちゃにされて
どこを歩いてるのかわかる(笑)


カッコ良くて大好きな私のお兄ちゃん!