「えっ?!サエコさん??
サエコさんじゃねぇかっ!!
ユウタロウの彼女の紗江さんって
サエコさんだったんだ……
ってことは…サエコさんは……」
と、テッタ君が言いかけたのを遮って
「テッタ、私から言うわ…
はじめまして、私は赤木紗江子。
元レディースの総長で
年はテッタより2つ上で
昔から一緒につるんでた友だちの
陽介の弟のユウと付き合ってる。
ここまでは事実なんだけど……
実は私は警視庁公安部の人間なの。
守秘義務というのがあって皆には
本当は内緒にしていなくては
行けなくて…
素性は言えなかったんだけど…
状況が変わったのと
アイリちゃんの話をユウから聞いて
前川さんに個人的に協力する事になって
今動いてるの。」
えーー?!!
普段からバーに連行されてる
トシヤとライタはもっとビックリしてる様子だ。
驚きのあまり
言葉も出ないといった表情で
アワアワしてるのを見て
ユウタロウは声を殺して笑っている…
でも、なんで??
今まで黙ってたのに
そんな事急に言うの??
アイリちゃんの話ってあの暴力団の工藤のことか??
ミカとアイリちゃんは顔を見合わせて
首を傾げている
「紗江さん、わかりました。
でも、なんで?ここに来ていきなり
正体バラしちゃうの??」
俺が率直な意見をすると
「それは、今回のヤマが私たちが
レディースを辞めて警視庁に入った
最大の原因だから。
アイリちゃん知ってる?
サヤカは警視庁の麻薬取締官よ。」
「あっ、はい。知ってます。
以前あった私の話はサヤカさんにも
大まかにですけど、話しました。
サヤカさんは涙を流しながら聞いてくれて、よく思い留まったって
励ましてくれました。」
「ええ、それは私も最近ユウから
聞いたわ!アイリちゃん、その通りよ!
ユウは私たちの色々を間近で見てきたし
テッタもサヤカの弟だからね…
私たちの直属の後輩だし。
きちんと説明しないといけない
時が来たわ…
アイリちゃんの口からアイツの名前が出て、こっちの状況も変わってきたから…
これから話す事は少し長くなるし
あなた達とは直接関係の無い話だけど
ようやく、口に出して話せるくらいに
私の気持ちも落ち着いてきたから
聞いて欲しいんだけど……
いいかしら??」
と紗江さんが言うとみんな黙って頷いたんだけど、ミカが
「ねぇ、アイリ達、最近ちょこちょこ
授業サボってるけど大丈夫??」
アイリちゃん達4人が頷くと
「レイジたちは??」
と俺らを見たから
俺ら3人も頷くと、ニッコリ笑って
「では、荷物を取りにいったん
学校に戻って
その足でウチへ行きましょう。
紗江さんの大切な話。
出来れば私たちしかいない場所で
聞きたいなと思って……
みんなどうかな??」
ミカがみんなを見回すと
みんなそれぞれ頷いた。
それを見てニッコリ笑うと
「では、行動開始ね!(笑)」
「ミカちゃん……ありがとう。
気遣いが出来て、機転も聞くし
美人でスタイルもいいし…(笑)
確かにミカちゃんはグッとくるわね!」
「だろっ?!」
「ユウ!てめぇが言うなっ!」
「ごめんなさい…(笑)」
サエコさんじゃねぇかっ!!
ユウタロウの彼女の紗江さんって
サエコさんだったんだ……
ってことは…サエコさんは……」
と、テッタ君が言いかけたのを遮って
「テッタ、私から言うわ…
はじめまして、私は赤木紗江子。
元レディースの総長で
年はテッタより2つ上で
昔から一緒につるんでた友だちの
陽介の弟のユウと付き合ってる。
ここまでは事実なんだけど……
実は私は警視庁公安部の人間なの。
守秘義務というのがあって皆には
本当は内緒にしていなくては
行けなくて…
素性は言えなかったんだけど…
状況が変わったのと
アイリちゃんの話をユウから聞いて
前川さんに個人的に協力する事になって
今動いてるの。」
えーー?!!
普段からバーに連行されてる
トシヤとライタはもっとビックリしてる様子だ。
驚きのあまり
言葉も出ないといった表情で
アワアワしてるのを見て
ユウタロウは声を殺して笑っている…
でも、なんで??
今まで黙ってたのに
そんな事急に言うの??
アイリちゃんの話ってあの暴力団の工藤のことか??
ミカとアイリちゃんは顔を見合わせて
首を傾げている
「紗江さん、わかりました。
でも、なんで?ここに来ていきなり
正体バラしちゃうの??」
俺が率直な意見をすると
「それは、今回のヤマが私たちが
レディースを辞めて警視庁に入った
最大の原因だから。
アイリちゃん知ってる?
サヤカは警視庁の麻薬取締官よ。」
「あっ、はい。知ってます。
以前あった私の話はサヤカさんにも
大まかにですけど、話しました。
サヤカさんは涙を流しながら聞いてくれて、よく思い留まったって
励ましてくれました。」
「ええ、それは私も最近ユウから
聞いたわ!アイリちゃん、その通りよ!
ユウは私たちの色々を間近で見てきたし
テッタもサヤカの弟だからね…
私たちの直属の後輩だし。
きちんと説明しないといけない
時が来たわ…
アイリちゃんの口からアイツの名前が出て、こっちの状況も変わってきたから…
これから話す事は少し長くなるし
あなた達とは直接関係の無い話だけど
ようやく、口に出して話せるくらいに
私の気持ちも落ち着いてきたから
聞いて欲しいんだけど……
いいかしら??」
と紗江さんが言うとみんな黙って頷いたんだけど、ミカが
「ねぇ、アイリ達、最近ちょこちょこ
授業サボってるけど大丈夫??」
アイリちゃん達4人が頷くと
「レイジたちは??」
と俺らを見たから
俺ら3人も頷くと、ニッコリ笑って
「では、荷物を取りにいったん
学校に戻って
その足でウチへ行きましょう。
紗江さんの大切な話。
出来れば私たちしかいない場所で
聞きたいなと思って……
みんなどうかな??」
ミカがみんなを見回すと
みんなそれぞれ頷いた。
それを見てニッコリ笑うと
「では、行動開始ね!(笑)」
「ミカちゃん……ありがとう。
気遣いが出来て、機転も聞くし
美人でスタイルもいいし…(笑)
確かにミカちゃんはグッとくるわね!」
「だろっ?!」
「ユウ!てめぇが言うなっ!」
「ごめんなさい…(笑)」



