笑顔で入ってきたミカとは裏腹に
後ろから入ってきた3人はなんだか浮かない顔をしていた。
ん?
ミカ?!!
どっか怪我してる??
左腕か?肩か??
俺は勢いよく立ち上がって
「ミカ……その肩どうしたんだ?
誰にやられた??」
アイリちゃんは俺をハッとした顔で見たけど
ミカは笑顔でアイリちゃん達に振り変えると
「ねっ?(笑)ほらバレた(笑)
レイジには何も隠せないのよ…」
「そんな事言ってる
場合じゃないでしょう??
レイジくん、ごめんなさい……
私のせいなの。
私をかばったから……」
「アイリっ!!何言ってるの??
違うでしょう??
アイリのせいなんかじゃないっ!!」
「礼二…悪い…
俺が昼一緒にいれば良かったんだけど
部活のミーティングがあって
アイリに任せてそっち行っちゃった
せいで……
アイリのせいじゃないんだ…
俺がもっと早く着いてれば
こんな事にはならなかったのに…」
確かに、ケンゴ君はさっきミカとは
一緒にいなかったけど…
「もうっ!ケンゴ君までやめてよ!
誰も悪くないし…私はピンピンしてるし
アイリの凄い所も見れたし…
みんなお願いだからやめて!
はいはい、この話はおしまいっ!」
と、ミカが強制終了しようとしたので
「ミカわかったよ…
誰も悪くない事だけはわかった。
そのかいし、何があったのかだけは
教えて。」
真剣な顔して俺が言うと
アイリちゃんが前に一歩出て
俺らを見回すと
「私が話すわ…
あの後、レイジくん達と女の大群と
入れ替わるようにしてダイスケの取り巻きが私達を取り囲んだの。
20人くらいいたかな……
ミカを拉致するというわけではなかったみたいだけど、ダイスケからミカを連れて来るように言われたみたい。
私はあれ以来、道場にも通ってるし
ケンゴから貰ったやつとは違う警棒を
いつもこっそり持ち歩いてたから
なんとかなると思ったんだけど…
後からダイスケと10人くらいの取り巻きが合流してきたから
これは流石にヤバイと思った時に
ケンゴが加勢してくれてあっという間に
形勢逆転したんだけど…
あっ!
ミカも向かって来た人を2〜3人
箒の先でぶっ叩いてたわよ!
よくやったわね!ミカ…」
アイリちゃんはまくしたてるように言うと、ミカを見て軽く微笑むと
ミカも黙って微笑み返した
後ろから入ってきた3人はなんだか浮かない顔をしていた。
ん?
ミカ?!!
どっか怪我してる??
左腕か?肩か??
俺は勢いよく立ち上がって
「ミカ……その肩どうしたんだ?
誰にやられた??」
アイリちゃんは俺をハッとした顔で見たけど
ミカは笑顔でアイリちゃん達に振り変えると
「ねっ?(笑)ほらバレた(笑)
レイジには何も隠せないのよ…」
「そんな事言ってる
場合じゃないでしょう??
レイジくん、ごめんなさい……
私のせいなの。
私をかばったから……」
「アイリっ!!何言ってるの??
違うでしょう??
アイリのせいなんかじゃないっ!!」
「礼二…悪い…
俺が昼一緒にいれば良かったんだけど
部活のミーティングがあって
アイリに任せてそっち行っちゃった
せいで……
アイリのせいじゃないんだ…
俺がもっと早く着いてれば
こんな事にはならなかったのに…」
確かに、ケンゴ君はさっきミカとは
一緒にいなかったけど…
「もうっ!ケンゴ君までやめてよ!
誰も悪くないし…私はピンピンしてるし
アイリの凄い所も見れたし…
みんなお願いだからやめて!
はいはい、この話はおしまいっ!」
と、ミカが強制終了しようとしたので
「ミカわかったよ…
誰も悪くない事だけはわかった。
そのかいし、何があったのかだけは
教えて。」
真剣な顔して俺が言うと
アイリちゃんが前に一歩出て
俺らを見回すと
「私が話すわ…
あの後、レイジくん達と女の大群と
入れ替わるようにしてダイスケの取り巻きが私達を取り囲んだの。
20人くらいいたかな……
ミカを拉致するというわけではなかったみたいだけど、ダイスケからミカを連れて来るように言われたみたい。
私はあれ以来、道場にも通ってるし
ケンゴから貰ったやつとは違う警棒を
いつもこっそり持ち歩いてたから
なんとかなると思ったんだけど…
後からダイスケと10人くらいの取り巻きが合流してきたから
これは流石にヤバイと思った時に
ケンゴが加勢してくれてあっという間に
形勢逆転したんだけど…
あっ!
ミカも向かって来た人を2〜3人
箒の先でぶっ叩いてたわよ!
よくやったわね!ミカ…」
アイリちゃんはまくしたてるように言うと、ミカを見て軽く微笑むと
ミカも黙って微笑み返した



