気がついたら私の目にも涙が流れていた
アイリを抱き締めて背中をさするテッタくん。
私の肩を抱き寄せて黙ってるレイジ。
ユウタロウくんもテッタくんも
ライタくんも、アイリの衝撃的な告白を聞いて、心配そうにアイリを見て
口を継ぐんでいる。
そして、ケンゴくんが口を開いた。
「妹さんが亡くなって
大輔が荒れはじめた時も
最後までアイリは大輔の事を気にかけてたんだ。
でもそのアイリの声すらも高2の夏くらいになると突き放すようになって…
俺らは何度も何度も部室で
大輔に絡まれてしょっちゅう喧嘩になったんだけど…
アメフトが楽しくなるに連れ面倒臭くなって
ちょっかいかけられても無視するようになったら
次第に部室にも来なくなった。
大学に入ってから、アイリからこの話を聞いて
大輔もだいぶ大人しくなったと思ったから、俺らも安心してたのにこんな形になるなんてな…
ただ、どんな形であれ大輔と俺は
ダチに変わりはないんだ。
馴れ合いじゃなくて、しっかりした方向に導くには厳しい現実をあいつに
突き付けてやらなきゃならねぇ」
とケンゴくんが自分自身にも言い聞かすように言った。
「その通りよ…」
背後から急に女の人の声がしたので
みんなして一気に振り返ると
そこには舞さんが立っていた。
みんなの顔を見回して笑顔になると
「ミカちゃん久しぶり(笑)
みんなは、はじめましてだね!!
明夫の妻の井上舞です。
ビックリさせようと思ってコッソリ
入ってきたら…
全部話は聞かせてもらったわ!
アイリちゃんだっけ??
よく思いとどまったわね!(笑)」
と、言って舞さんはニッコリ笑った。
舞さん、さすが元刑事!
全く入ってきたのわからなかった!!
アイリを抱き締めて背中をさするテッタくん。
私の肩を抱き寄せて黙ってるレイジ。
ユウタロウくんもテッタくんも
ライタくんも、アイリの衝撃的な告白を聞いて、心配そうにアイリを見て
口を継ぐんでいる。
そして、ケンゴくんが口を開いた。
「妹さんが亡くなって
大輔が荒れはじめた時も
最後までアイリは大輔の事を気にかけてたんだ。
でもそのアイリの声すらも高2の夏くらいになると突き放すようになって…
俺らは何度も何度も部室で
大輔に絡まれてしょっちゅう喧嘩になったんだけど…
アメフトが楽しくなるに連れ面倒臭くなって
ちょっかいかけられても無視するようになったら
次第に部室にも来なくなった。
大学に入ってから、アイリからこの話を聞いて
大輔もだいぶ大人しくなったと思ったから、俺らも安心してたのにこんな形になるなんてな…
ただ、どんな形であれ大輔と俺は
ダチに変わりはないんだ。
馴れ合いじゃなくて、しっかりした方向に導くには厳しい現実をあいつに
突き付けてやらなきゃならねぇ」
とケンゴくんが自分自身にも言い聞かすように言った。
「その通りよ…」
背後から急に女の人の声がしたので
みんなして一気に振り返ると
そこには舞さんが立っていた。
みんなの顔を見回して笑顔になると
「ミカちゃん久しぶり(笑)
みんなは、はじめましてだね!!
明夫の妻の井上舞です。
ビックリさせようと思ってコッソリ
入ってきたら…
全部話は聞かせてもらったわ!
アイリちゃんだっけ??
よく思いとどまったわね!(笑)」
と、言って舞さんはニッコリ笑った。
舞さん、さすが元刑事!
全く入ってきたのわからなかった!!



