健夫くんは白衣を着ると
空いてる診察室を探して
俺らを中へ通した
そして外の看護士に
「おいっ!ここ使うから。
それと、勤務外だし俺1人で
大丈夫だから
こっちの事は気にすんな…」
と言って、扉を閉めると
「じゃぁ、誰から見ようか?
そっちの右肩のおかしい奴からだ
ここに座りなさい(笑)」
と言って、男でもドキッとするような
顔で笑っていた。
一通り3人見てもらうと最後は俺。
ちなみに、3人ともそれぞれ痛む場所は
炎症を起こしていたようで
湿布を貼って包帯を巻かれていた。
それよりも、女たちから受けた
小さな擦り傷が首や腕にたくさんあって
全員で笑った。
「さてと、礼二…口ん中開けてみろ
ありゃりゃ、結構ぱっくりいってんな…
早く治すには縫うしかねぇぞ。」
「ええっ!嫌だよっ!健夫君!!
こんなの舐めときゃ治るって!!」
「おい、ユウタロウ!ライタ!
抑えとけ」
「「ラジャっ!!」」
「ギィヤァ〜!!やめろって!!」
「うっせぇなぁ(笑)さっきは
随分と威勢が良かったのに。
大丈夫だ。アイツみたいにわざと
乱暴にはやらねぇから。
ミカから優しくやるようにって
耳にタコができるほど
言われてっから(笑)」
と言うと、あっという間に麻酔を打って
縫ってしまった。
上手い!!
健夫君、顔もスタイルも喧嘩も
バケモンだけど、医師としての腕も
最高〜〜!
「ほれ、痛くないだろ?
5日で抜糸だから、その時また来い
今日は縫ったばっかで
少し腫れるだろうけど
なんてことねぇよ!
これ、消炎剤と抗生剤。
毎日朝晩5日間飲むこと。
で、こっからが本題だ。
あの後どうなった?あの男はミカの事
簡単には諦めるような気がしねぇ。
なんか嫌な予感がするんだ…」
俺らは健夫君が帰った後の事を
一通り話した。
「そっか…遅かれ早かれ
大乱闘がおこるな…ミカの事は勿論だけど、有坂はお前と必ずまた決着をつけにくるはずだ。その時、礼二が負ければ
あいつは更に調子に乗ってやりたい放題やるだろうな…
何が何でも勝つんだ。
有坂のミカにたいする執着はお前と同じようなもんだ。
逆に考えると恐ろしいだろ?
ミカの周辺に気をつけるんだ。
取り巻きの奴らが変な気を回して
ミカに何かすることも考えられる。
脅すようじゃねぇけど…
天は学生の頃ストーカーに殺されかけたんだ。相手の腕へし折ってボッコボコ
にしてやったけどな…
最近やっと裁判が終わって、そいつは
今刑務所暮らしだけど…下手すると
有坂はそれ以上に手強いかもしれねぇ
あれだけの強さとたくさんの仲間を束ねてるかんな…
だからと言って、多いからいいってもんじゃねぇ」
「えっ?天さん大変だったんだね……
でもミカほどではないけど
あそこまで美人だと、そういう頭のおかしい奴も現れるだろうな……
ああ、わかってる。俺らは少ないけど
ザコは1人もいねぇし。
有坂以外は俺らの敵じゃねぇし。
6対50だったとしても楽勝だよ!
なっ!!」
と3人組を見ると
「ああ、乗りかかった船だ。
俺はとことんレイジについていくぜ
ミカちゃんはみんなのアイドルだしな」
「俺は高校の時、レイジに手を貸して
もらった借りがあるんだ。
ミカ先輩のためなら50人来ようと100人来ようとあんなの敵じゃない」
「目の保養をあんな有坂なんかに
奪われてたまるもんかっ!それに
ミカちゃんが向こうに取られたら
レイジがどうなっちゃうか
こえーよ(笑)」
空いてる診察室を探して
俺らを中へ通した
そして外の看護士に
「おいっ!ここ使うから。
それと、勤務外だし俺1人で
大丈夫だから
こっちの事は気にすんな…」
と言って、扉を閉めると
「じゃぁ、誰から見ようか?
そっちの右肩のおかしい奴からだ
ここに座りなさい(笑)」
と言って、男でもドキッとするような
顔で笑っていた。
一通り3人見てもらうと最後は俺。
ちなみに、3人ともそれぞれ痛む場所は
炎症を起こしていたようで
湿布を貼って包帯を巻かれていた。
それよりも、女たちから受けた
小さな擦り傷が首や腕にたくさんあって
全員で笑った。
「さてと、礼二…口ん中開けてみろ
ありゃりゃ、結構ぱっくりいってんな…
早く治すには縫うしかねぇぞ。」
「ええっ!嫌だよっ!健夫君!!
こんなの舐めときゃ治るって!!」
「おい、ユウタロウ!ライタ!
抑えとけ」
「「ラジャっ!!」」
「ギィヤァ〜!!やめろって!!」
「うっせぇなぁ(笑)さっきは
随分と威勢が良かったのに。
大丈夫だ。アイツみたいにわざと
乱暴にはやらねぇから。
ミカから優しくやるようにって
耳にタコができるほど
言われてっから(笑)」
と言うと、あっという間に麻酔を打って
縫ってしまった。
上手い!!
健夫君、顔もスタイルも喧嘩も
バケモンだけど、医師としての腕も
最高〜〜!
「ほれ、痛くないだろ?
5日で抜糸だから、その時また来い
今日は縫ったばっかで
少し腫れるだろうけど
なんてことねぇよ!
これ、消炎剤と抗生剤。
毎日朝晩5日間飲むこと。
で、こっからが本題だ。
あの後どうなった?あの男はミカの事
簡単には諦めるような気がしねぇ。
なんか嫌な予感がするんだ…」
俺らは健夫君が帰った後の事を
一通り話した。
「そっか…遅かれ早かれ
大乱闘がおこるな…ミカの事は勿論だけど、有坂はお前と必ずまた決着をつけにくるはずだ。その時、礼二が負ければ
あいつは更に調子に乗ってやりたい放題やるだろうな…
何が何でも勝つんだ。
有坂のミカにたいする執着はお前と同じようなもんだ。
逆に考えると恐ろしいだろ?
ミカの周辺に気をつけるんだ。
取り巻きの奴らが変な気を回して
ミカに何かすることも考えられる。
脅すようじゃねぇけど…
天は学生の頃ストーカーに殺されかけたんだ。相手の腕へし折ってボッコボコ
にしてやったけどな…
最近やっと裁判が終わって、そいつは
今刑務所暮らしだけど…下手すると
有坂はそれ以上に手強いかもしれねぇ
あれだけの強さとたくさんの仲間を束ねてるかんな…
だからと言って、多いからいいってもんじゃねぇ」
「えっ?天さん大変だったんだね……
でもミカほどではないけど
あそこまで美人だと、そういう頭のおかしい奴も現れるだろうな……
ああ、わかってる。俺らは少ないけど
ザコは1人もいねぇし。
有坂以外は俺らの敵じゃねぇし。
6対50だったとしても楽勝だよ!
なっ!!」
と3人組を見ると
「ああ、乗りかかった船だ。
俺はとことんレイジについていくぜ
ミカちゃんはみんなのアイドルだしな」
「俺は高校の時、レイジに手を貸して
もらった借りがあるんだ。
ミカ先輩のためなら50人来ようと100人来ようとあんなの敵じゃない」
「目の保養をあんな有坂なんかに
奪われてたまるもんかっ!それに
ミカちゃんが向こうに取られたら
レイジがどうなっちゃうか
こえーよ(笑)」



