アイリやテッタくんと食事しながら
楽しく話しながら健夫くんが
来るのを待っていると
爽やかそうなカッコいい感じの
男の人が私に近付いてきて
「あのっ!!
これ受け取って下さい!」
と言って、真っ白な薔薇の花束を
差し出してきた
「橘さんには
真っ赤な薔薇よりも真っ白な薔薇の
方が似合う気がして……(笑)」
「あっ、はい…えっとぉ…」
「花言葉は純潔です…
橘さんにはピッタリです。
俺に染まって欲しいなと思って」
突然の事で頭がついて行かず…
思わず、アイリとテッタくんを見ると
テッタくんが、ちょっと怖い顔つきに
なって
「大輔!!ミカちゃんに何の用だよ?
ミカちゃんには彼氏いるし…」
「そうだよ!ダイスケ!!
あんたなら腐る程女が寄ってくる
はずだよ!!」
大輔??
アイリもテッタくんも知ってるの??
私は何がなんだかわからずでいると
「ミカ、彼は教育学部の
有坂大輔(ありさかだいすけ)
高校の時アメフト部で一緒だったの
私は中学の時から何故か一緒。
レイジくんはこの学校で王子様と言われてるけど、レイジくんと一緒にいる
ユウタロウくん、ライタくん、トシヤくんと、このダイスケは四天王って呼ばれてるんだよ?
ダイスケは悪い奴では無いけど
昔っから強引な所があるの。
それがいいっていう女子もたくさんいるけど……」
と耳元でアイリが説明してくれた
そうなんだ……
で、その四天王?のダイスケくんが
私になんの用??
薔薇のお裾分け??
有坂くんはテッタくんの方へ
面白くなさそうな顔して向くと
「別に関係なくねぇか?
そんなこと!ちなみに
大学の王子様はあの人集りの集団の
中心でいつものようにムスッとして
座ってたけど!」
思わず、私はその人集りに目をやると
レイジがどこにいるかなんてわからないくらいの人集りができていた
それも全部女子………
今日はバレンタインだからね。
レイジの表情が手に取るように
わかっちゃう私は
「ぷっ(笑)ふふふふ(笑)
想像つく(笑)」
と言ってその人集りを見て笑っていると
有坂大輔くんが私の顔を自分の方に向かせて
「橘さん、俺を見てくれない?」
「えっ?ああ、ごめんなさい。
つい……で、なんでしょうか??」
「大輔…やめとけよ!!」
「悪いけどアイリも哲太も黙って。
お前達と喧嘩する気はねぇけど
この件に関してはお前たち2人には
関係ないことだから…」
「ダイスケ……本気なの?…」
「ああ、だから2人は席を外して」
「いくら大輔でも
下手な事したら俺も黙ってないから!
少しの間だけ2人にさせてやる」
とテッタくんが言うと
アイリは私の耳元に口をあてて
「ミカ、少しの間だけ辛抱してて…」
と囁くと
テッタくんと2人で食器を
下げに行った。
???
「あの、有坂くん??」
「あっ、えーっとミカちゃんって
呼んでいい??」
「はい、どうぞ」
「ミカちゃんは凄く鈍感らしいから
直球で行きます。俺はミカちゃん
の事が好きだから、俺の事、意識
してもらいに今日は来たの。」
ええええーっ!!
私??
びっくりして目をパチパチしてると
有坂くんは私に薔薇の花束を
持たせると
「うん、天使みたい!可愛すぎる。」
と言って私を薔薇の花束事
抱きしめた
えっ?
「あっ!えーっと!
ちょ ちょっと困ります…
ごめんなさい!!」
突然抱き着かれてびっくりした
私は薔薇を抱えたまま
有坂くんの胸を押して
ガタンと立ち上がって
後ずさりしたんだけど
逃げ場のない壁の方に逃げてしまって
すぐに隙間は埋められて
再度ギュッと抱き締められた
これは私の数少ない恋愛知識でも
わかる
いわゆる壁ドンってやつで
限りなく不利なヤバイやつだよ
遠くの方とすぐ近くで
女の子たちの悲鳴?
キャーキャー声がする…
前の見れない私は周辺の状況は
わからないけど…
なんかのコンサート?ってくらいに
女の子たちの声が…
そんな事今は気にしてる
場合じゃないっ!!
どうしよう〜!やだ!!
キスされるっ!!
と思っても
目をつぶって唇を噛んで下を向くこと
しかできない…
楽しく話しながら健夫くんが
来るのを待っていると
爽やかそうなカッコいい感じの
男の人が私に近付いてきて
「あのっ!!
これ受け取って下さい!」
と言って、真っ白な薔薇の花束を
差し出してきた
「橘さんには
真っ赤な薔薇よりも真っ白な薔薇の
方が似合う気がして……(笑)」
「あっ、はい…えっとぉ…」
「花言葉は純潔です…
橘さんにはピッタリです。
俺に染まって欲しいなと思って」
突然の事で頭がついて行かず…
思わず、アイリとテッタくんを見ると
テッタくんが、ちょっと怖い顔つきに
なって
「大輔!!ミカちゃんに何の用だよ?
ミカちゃんには彼氏いるし…」
「そうだよ!ダイスケ!!
あんたなら腐る程女が寄ってくる
はずだよ!!」
大輔??
アイリもテッタくんも知ってるの??
私は何がなんだかわからずでいると
「ミカ、彼は教育学部の
有坂大輔(ありさかだいすけ)
高校の時アメフト部で一緒だったの
私は中学の時から何故か一緒。
レイジくんはこの学校で王子様と言われてるけど、レイジくんと一緒にいる
ユウタロウくん、ライタくん、トシヤくんと、このダイスケは四天王って呼ばれてるんだよ?
ダイスケは悪い奴では無いけど
昔っから強引な所があるの。
それがいいっていう女子もたくさんいるけど……」
と耳元でアイリが説明してくれた
そうなんだ……
で、その四天王?のダイスケくんが
私になんの用??
薔薇のお裾分け??
有坂くんはテッタくんの方へ
面白くなさそうな顔して向くと
「別に関係なくねぇか?
そんなこと!ちなみに
大学の王子様はあの人集りの集団の
中心でいつものようにムスッとして
座ってたけど!」
思わず、私はその人集りに目をやると
レイジがどこにいるかなんてわからないくらいの人集りができていた
それも全部女子………
今日はバレンタインだからね。
レイジの表情が手に取るように
わかっちゃう私は
「ぷっ(笑)ふふふふ(笑)
想像つく(笑)」
と言ってその人集りを見て笑っていると
有坂大輔くんが私の顔を自分の方に向かせて
「橘さん、俺を見てくれない?」
「えっ?ああ、ごめんなさい。
つい……で、なんでしょうか??」
「大輔…やめとけよ!!」
「悪いけどアイリも哲太も黙って。
お前達と喧嘩する気はねぇけど
この件に関してはお前たち2人には
関係ないことだから…」
「ダイスケ……本気なの?…」
「ああ、だから2人は席を外して」
「いくら大輔でも
下手な事したら俺も黙ってないから!
少しの間だけ2人にさせてやる」
とテッタくんが言うと
アイリは私の耳元に口をあてて
「ミカ、少しの間だけ辛抱してて…」
と囁くと
テッタくんと2人で食器を
下げに行った。
???
「あの、有坂くん??」
「あっ、えーっとミカちゃんって
呼んでいい??」
「はい、どうぞ」
「ミカちゃんは凄く鈍感らしいから
直球で行きます。俺はミカちゃん
の事が好きだから、俺の事、意識
してもらいに今日は来たの。」
ええええーっ!!
私??
びっくりして目をパチパチしてると
有坂くんは私に薔薇の花束を
持たせると
「うん、天使みたい!可愛すぎる。」
と言って私を薔薇の花束事
抱きしめた
えっ?
「あっ!えーっと!
ちょ ちょっと困ります…
ごめんなさい!!」
突然抱き着かれてびっくりした
私は薔薇を抱えたまま
有坂くんの胸を押して
ガタンと立ち上がって
後ずさりしたんだけど
逃げ場のない壁の方に逃げてしまって
すぐに隙間は埋められて
再度ギュッと抱き締められた
これは私の数少ない恋愛知識でも
わかる
いわゆる壁ドンってやつで
限りなく不利なヤバイやつだよ
遠くの方とすぐ近くで
女の子たちの悲鳴?
キャーキャー声がする…
前の見れない私は周辺の状況は
わからないけど…
なんかのコンサート?ってくらいに
女の子たちの声が…
そんな事今は気にしてる
場合じゃないっ!!
どうしよう〜!やだ!!
キスされるっ!!
と思っても
目をつぶって唇を噛んで下を向くこと
しかできない…



