黒蝶-闇の中の少女-

だいたいアパートの一部屋分のおおきさの空間

冷蔵庫にソファーテーブル

生活感のある部屋だ。

「ここは?」

「俺たちの部屋だ。」

薫くんがに聞いたが薫くんが答えるよりもはやく

零士が答えた

「俺たちだけが使うのを許されてる部屋なんですが
優月さんを零士が気に入ったらしく、連れてきたわけです」

補足してくれた涼くんには悪いが。わけがわからない

「おい、涼、余計なこと言うな。」

零士が私を気に入った?

「ほら、優月ちゃん、初日殴ったでしょ!それ見て零士が
あいつ面白え、明日連れてこいって言うから!」

「おい!薫まで余計なこというな」

「気に入ったのはわかったけど。私をここに連れてきて
なんの意味があるの?あんまり私に関わらない方がいいよ」


「関わらないほうがいいっていうのは無視する。
お前、白龍の姫になれ」

姫って言うのは、その組の総長の女であり
その組の人間が全力で守るべき存在。

それを零士がいうってことは零士が総長なわけだ


「ふざけないで。零士の女になるのもごめんだし
あんたらみたいな暴走族とは関わらないから」

そういった私もそうなんだが

黒蝶の総長であるかぎりほかの組に入るなんて論外だ。

「なんでだ」

「無理なものは無理」

「ならこれから毎日昼休みここに来い
来ないって言っても無理やり連れてくがな。」