冷酷男子の溺愛




ケバ子’s

つけまとマスカラに身を包む3人組。

自称、クラスのアイドル


絶対リーダー由美子

手下1、幸子

手下2、佳代子


の三人から形成されている。

ちなみに、彼女たちの素っぴんを見たものなど存在しない。


ーー


い、いきなりリーダーが歩み寄ってきたけど

正直つけまの長さが半端なくてなんも言えねぇ。



「───ちょっと水瀬さん、わたしたちを差し置いて、どういうつもり?」


いきなり核心をつく、絶対リーダー由美子。

顔が怖い、とにかく怖い。



「……えっと」


ごもごもしていると、絶対リーダー由美子がさらに接近してきた。




やだ、来ないで。

ーーお願いだから、来ないで




「……ふふっ」

ついに笑いが堪えきれず、吹き出してしまった。


だから来ないでっていったのに。

そんな顔、アップでなんか堪えられないから。

しかもつけまがズレてるしね。


笑っているわたしに疑問を抱いたのか

由美子の手下、幸子、佳代子も接近。





「───ははは、もうダメ、お腹いたい」



ギャクだとしか思えないくらい、つけまがズレてるケバ子’s