「そっか」 「おう。じゃあ、また明日な」 「はーい、またね」 涼太くんが帰ったあとの家は、すごく静かだった。 ほんの少し上がって、一緒にケーキを食べながら喋っていただけなのに、あの時間がすごく楽しかった。 明日は元気になって学校に行きたいな。 元気になって、はやくみんなに会いたい。 本当に、いい人たちがいるクラスでよかったな、と感じた。