神様のいじわる

「ねーね、あとちょっとで体育祭じゃーんっ‼」

そ、そうだった…。
私の苦手な体育祭がついにきたか…。

「みんな座ってー!体育祭役員きめるよー!」

学級委員長の加納美香、通称みかりんが言った。

自分の席に座ると…隣に蓮くんがいた。

「隣同士だな。」

今日はなんかあたりまえだった昨日と違う。
ずっとドキドキしっぱなしだ。

「そ、そうだね。」

やっぱおかしいな、私。

「では、体育祭役員やりたいひとー!」

シーン…

そりゃそうだよねー。
私、絶対やりたくないわー。

「はーい!俺らやりまーす!」

蓮くんが手をあげていた。
よくやるよなーっ。

あれっ?
なんか手が上に持ち上げられてる…?
俺ら…って…。

「えー⁉私⁉」

え、絶対やだよぉ…。

「決定ね!役員は放課後会議室に集合してくださーい!以上です、解散。」

「え、ちょっ…。」

や、やってしまった…。

「よろしくなーっ!」

蓮くんが笑顔で頭をポンポンしてきた。

ドキッッッ

何だろう、この胸の痛みは…。

「う、うん…。」

私の学校生活、これからどーなるのー ⁉