神様のいじわる

「それでは、紙に書いてあった命令を発表します!」

え…?
嫌、まてっ、それは、ダメじゃん!

私のそんな気持ちを聞くはずはなく、どんどんと発表されていく。

「えーっと、成瀬さんが選んだ紙は…。ん⁉これは衝撃ですっ!」

言わないで、言わないでぇー!!

「付き合いたい人‼」

ああ、終わった…。

ザワザワ…

みんなの視線が一気にこっちに集まる。

逃げよう…。

そうした瞬間腕を掴まれて…。


チュッ

…今、なにした…?

キャーッッッッ

周りが騒ぎだす。

「蓮、今、なにを…。」

「キス、だけど?」

そしてスタスタと役員のところに行き、役員のマイクを取り上げた。

「こいつ、俺のもんだから。把握よろしく。」

そう言って私の腕を掴んで歩きだす。

「昨日の返事として受け取ったから。」

「うんっ。」

今回の体育祭は今までに感じたことのない幸せを感じた。

こうして体育祭は幕を閉じた。