本当に自分と向き合えた

霧がはれた

そんな目をしていた

よしっ決めたっ

「じゃあ、友達になって?」

「はあ!?星花なにいって」

里奈ちゃんもビックリしている

「こいつは、お前を…」

凌也の口を人差し指でふさぐ

「私、里奈ちゃんには実質
 なにもされてないよ?
 それにもう話は本人同士でついてるし」

「けど、そんなの…」

「ずっと、友達でいさせて 
 自由になんてさせてあげないんだから」

私はみんなから幸せをもらったから

今度は与える側になりたい

どんな人であろうと