私は凌也にひかれて部屋をでたと思ったら

私と友美の部屋にきた

私をベッドに座らせる

「おまえにもう一つ
 いっておかなきゃならないことがある」

ん?

なんだろ?

凌也の目が真剣だから大切な話なんだとわかる

「俺の女ということは
 狼牙の姫ということになる」

姫…

知っていたけどまさか自分がなるなんて思ってもいなかった

「姫はかなり危険だ
 きっとこれから狙われることもある。
 
 けど、ぜってぇ俺が守る。
 指一本ふれさせねぇ

 だから、改めていう

 狼牙の姫になってくれるか?」