「おはよーございまーす。」
今日も仕事。
いろいろ考えることはあるけど
受け入れるしかない。
先輩の異動も。
『山本、おはよう。
来なかったらどうしようかと
思ったよ』
笑いながら先輩はそーいった。
「逃げるってゆー選択肢ありました?笑」
『いや、ないよ。笑』
さみしーな、先輩がいなくなるの。
なんやかんやお世話になったし…
あれ?
先輩が異動ってことは
代わりに誰かくるよね?
「先輩、先輩の代わりにくるのって
誰ですか?」
先輩は私から顔を背けた。
「え、ちょっと、どーゆーことですか?」
『いや…まあ、そのうちわかるよ…』
なんだよ、この曖昧な返事は!!
