ゴー、ゴー

今日は朝から天気が悪い。
大型の台風が接近していたからだ。

そのことがあって今日は学校閉鎖。

学校閉鎖を利用して、
私の家にたくさんの友達が集まった。

私は、ケンのことで悩んでいるとサキに相談した。

サキは、親身に聞いてくれた。

私は、誰にも取られたくないとおもった。
『ケンは、ダメ。』っと心の中で強く思った。

すると、サキが__
『じゃ、告る?今から!』

思わず『...え?』っと言ってしまった。

でも、
そうするしかないと思った。

友達がいる部屋を離れて、
サキと2人で、ケンに電話をした。

『もしもし』ケンだ。

サキ『初めてまして、レイの友達のサキです!レイが言いたいことあるから聞いてあげてください (笑)』

ケン『なに?どゆこと?え?(笑)』

私は緊張していた。
今にもぶっ倒れそうなくらいに…

私『あ、ケン?実は、ケンのこと好きねん…でも、彼女おるよね…。でも気持ちだけゆーとくね!ケンのことが好きです。』

思わずサキに電話を渡した。

サキ『というわけです!レイのこと考えてあげて~ケン次第やからね~』

プツっ

電話終了。

たった数分のことが、何時間にも思えた。

人生初めての告白。
こんなにもドキドキすることなんだとしった。

〜♫
『ふるさと』のメロディーが聞こえてきた。
でも、台風で天気が悪く真っ暗。
みんな家族に電話をして
1人、また1人と帰って行った。

友達が帰ってから家族みんなでの夕食。

ドキドキ、ドキドキ。

心臓の音が全身に響いていた。

なぜなら人生の告白をしたから。
それと、
今日もケンと電話をするからだ。