~♪♬* 「ねえ電話鳴ってるけど、いいの??」 麻央と下校中。 私のポケットの中のスマホが 音をたてた 「うん、いいの。」 きっと空だ 毎日少しずつ長く鳴る着メロは 遊園地にいるような明るいメロディー その音が鳴り終わると スマホは静かに液晶を暗くした。 「…ねえ、華宮くんと何かあった?」 私が暗くなったスマホを眺めてると 麻央が心配そうに見つめてくる。 「ううん。何もないよ」 私の声は吹いてきた風と共に 静かに消えていった。