「ちょ!!美咲に何してくれてんのよ!」 私が男に覆い被されている所を 親友の麻央が助けに来てくれた。 「麻央~っ!!」 「大丈夫?ちょっとあんた、美咲の事が 好きなら美咲が男嫌いなの知ってる でしょ?!」 男は麻央の怒鳴り声にビクッとして コクコクと頷いた。 「もう美咲の視界にも入らないで。」 麻央は私よりさらに酷い事を 男に吐き捨てると私たちはそこから出た。