「ただいまー。」
…。
誰もいないのかな…。
入学するに当たって私は一人暮らしを決意した。
元々親とは馬が合わなくて喧嘩も多かったからあっちも私がいなくて清々しているだろう。
そしてこのアパートを借りて暮らしてるんだけど…変なものも…住み着いちゃったんだよねぇ…。
「…んあ…莉珠だ…おかえり。」
「はぁっ…ただいま。」
コイツの名前は…知らない。
前、困ってるみたいだったから声をかけたら懐かれてしまった。
私はコイツのことをコウと呼んでいる。結構わがままで自分勝手な奴だけど、なんか…憎めないんだよねぇ。
「コウ、ご飯食べた?」
「…まだ。莉珠待ってた。」
「もー、待ってなくていいって言ったでしょー?待たせてごめん、すぐ作るから。」
猫みたいな奴。
私の帰りを待ってたのは、自分でご飯の用意をするのがめんどくさかったからだって、はっきり言えばいいのにね。
よーし!コウもお腹空かせて待ってるしちゃっちゃと作りますか!
…。
誰もいないのかな…。
入学するに当たって私は一人暮らしを決意した。
元々親とは馬が合わなくて喧嘩も多かったからあっちも私がいなくて清々しているだろう。
そしてこのアパートを借りて暮らしてるんだけど…変なものも…住み着いちゃったんだよねぇ…。
「…んあ…莉珠だ…おかえり。」
「はぁっ…ただいま。」
コイツの名前は…知らない。
前、困ってるみたいだったから声をかけたら懐かれてしまった。
私はコイツのことをコウと呼んでいる。結構わがままで自分勝手な奴だけど、なんか…憎めないんだよねぇ。
「コウ、ご飯食べた?」
「…まだ。莉珠待ってた。」
「もー、待ってなくていいって言ったでしょー?待たせてごめん、すぐ作るから。」
猫みたいな奴。
私の帰りを待ってたのは、自分でご飯の用意をするのがめんどくさかったからだって、はっきり言えばいいのにね。
よーし!コウもお腹空かせて待ってるしちゃっちゃと作りますか!