私はあなたなんてしらなかった。

頭のいいところも
本当はかっこよくて意地悪で
ちょっとだけ優しくて
私だけに見せる笑顔も。

でも彼はそれ以上に大きくて
大きな悩みを抱えていて。
それを私は知らなかった。

高1のあの日までは。