僕が白い狐、笹は黒い狐の子孫である。
ピンチになった時は僕たちの意図で、狐の姿をあらわす。
狐の時は、耳が生え、尻尾が生え、片腕が狐の腕になる。そして服も変わるのだ。首からは狐の柄のお守りを振る下げ、背中と手の甲の一部に痣が浮き上がる。
僕たちは普段でも、強い魔法を使うことができる。しかし、狐の状態だと、先祖の力と僕らの力が木霊し、さらなる強い魔法が使えるようになる。