「こんなの、私がもらっていいの…?」


「俺にはお前しかいないんだけど。何のために今まで我慢したと思ってんだよ。」


一翔はそう笑った。


「でも…」


「なんか不満ですか、お姫様。」


一翔はそう言って私の持ってる箱を持って行った。


「あっ、ちょっと!」


「どっち?返事。」