翌日私は気合を入れておしゃれをした。


「約束より少し早い時間に来ちゃったな…。」


私が倉庫の前で経っていると匡さんがやってきた。


「お前か。入れ。」


匡さんはそう言ってドアを開けてくれた。


倉庫の上には絶対的リーダー、一翔がいた。


その横には、知らない女の人。


「えっ…?」


「梨華!!」


一翔は私の方へと走ってくる。


「一翔…。」


「梨華、会いたかった。」


そう言って抱きしめてくれる。