家に帰っても心は晴れなかった。
ベットに横たわった。
目からは雫が垂れて・・・。
何もする気は起きなくて。
そんな時、携帯が鳴った。
「もしもし…。」
「出た。」
そう言ったのは匡さんだった。
「なんですか。」
「さっき来てただろう。」
「ええ、いましたよ。どこかの誰かさんはもう隣に黒姫がいましたけど。」
「まぁ、それは、あれだ。違う。」
「そんなわけないでしょう。ていうか、電話してこないでください。もう黒蝶とは関係ないんです。」
なるべく、冷静に、平穏に。
そう言った。
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