「だから、もう終わりにしよう…」 一翔はそう言って手を放した…。 (泣かない…泣かないよ…) 「…うん、」 私は着替えた。 「バス停まで送るよ。」 どうして私はここで送るなんて言ったんだろうね…。 あんな息苦しい時間が続くなら送らないほうがよかったのに…。