独占欲


 一晩中。
 間違いなく私の気持ちはバレていて、そういう科白が出て来るって事はつまり。


「決まりな。店の名前とサイト、メールしておいたから」


 課長がそう言うと同時に、私のジャケットのポケットに入ったスマホがブルッと振動を伝えた。
 っていうか何。私今夢でも見てるの?


「先に行くから、その顔が落ち着いてから戻って来て」


「え?」


「その顔じゃまるで俺に会議室で何かされたみたいだろ」


「……!!」


 何かされたみたいってされましたよ。
 十分過ぎる程の攻撃を。