そりゃあ、こんな血流して過呼吸になれば倒れるだろうな



俺はこの女の名前も知らない。

だから家に送れない。




「家…連れてくか」



俺の家に向かっておんなを抱きかかえ歩き出した






軽い。160センチはあるはずの身長なのに体重が軽すぎる





そのとき。なぜか俺は守ってやりたい。そう思っていた