腕から大量の血を流してるうえに殴られ蹴られ続けた私の体はボロボロなはずなのに走っていた どれくらい逃げたんだろうか。 視界が虚ろになってきた うっすらと公園が見えた。 私はなんとか公園のベンチまで行き座った 夜なこともあり人はいない 何も着ず、履かずに家を飛びたしてきたので薄着だった 5月といえどまだ肌寒く夜はさらに寒かった 血を流していたこともあり私の体は寒さと痛さで限界だった。 あー。死ぬんだな。と思った