「翔?」 『あー、やっぱ泣いとる、 泣くなってゆーたろ?』 「ごめんごめん、 ついつい…なんか。」 『遠くても、年が離れてても、 好きってことにはかわりないんよ 寂しい思いさせることが 多いと思う。 ごめん。』 「ううん、そばにいられなくても、 何度喧嘩しても、 私は翔のことが好きだよ。 甲子園に行けるように、 私が一番に支えたい、」 『ほんまに?ありがとうな。 俺頑張るわ。 大学決まったら美羽に 会いに行くわ。 だからそれまで 待っとけよ。』