彼女たちが降りてきた。 彼女はもう一人の友達と スタスタと通り過ぎてしまった。 一瞬目があったような気がしたが気のせいか。 俺は後ろを歩いていた彼女の友達達に声をかけた。 「あの、すみません! 一緒に写真撮りませんか?」 気づいた頃にはもうこの言葉を言っていた。 「いいですよー、ねぇ!美羽たち!一緒に写真撮ろうだってー!」 「はーい!」