すると彼女の横にいた女の子が 「ねーね、私たち何歳に見える?」 と逆に質問を投げかけてきた。 「高2じゃないん?」 すると彼女はくすくすと笑った。 「さえが童顔だから私まで高校生に間違えられちゃったじゃん。」 「さえのせいだけじゃないもーん!」 「え?何歳なん?」 「私たち19歳だよ、大学一年生。」 彼女はまだくすくす笑っていた。 大学生やったんや…。 「お客様何名様ですか?」 「あ、四人です!」 「すみませんが、次の回でもよろしいでしょうか?」 彼女の前で切られてしまった。