「理恵様、茉李様、熱を計って下さい。」


そう言われ、電源が入っている体温計を脇の下にはめた。


―――ピピピッピピピッ


一分後に鳴った電子音。


えぇーっと??


熱はと………


「私は…ウワッ!!38・6度だし…。」


体温計が壊れてるんじゃないかというくらい熱がありすぎてびっくりした。


「理恵いーなぁ……。」


「なんでいいのよ!!」


「私…39・6度だよ…??」


「………」


病院行って点滴打ってもらった方がいいんじゃ…??







.