『それで、二人に共通するのは、学力かな。』


下川先生は、教卓に手を置いて、ウチら二人を見ながら言った。



『この二人は、前いた所では結構有名な、私立学校に通っていて、成績も上位だったそうよ。』


下川先生は、ウチと茉李の肩にポンと手を乗せた。



皆は…またさっきと同じ反応。


キーンコーンカーンコーン…

朝のホームルーム終わりのチャイムが鳴った。


『それじゃ、次はテストだね!!頑張ってね。これでホームルームを終わります。』




先生の言葉を合図に、皆席を離れて喋ってたりしてた。









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