「で、でも……悪いじゃん?」
私はそっとお金を二人に突き返そうとした。
「いいから受け取れ!!じゃなきゃパパの金庫がはち切れる!!」
「ママもパパと同じなのよ。早く、はい。」
………どんだけ金持ってんねん……。
「で、でも太陽が…」
私は隣に座ってる太陽を盗み見た。
「まあいーんじゃね?」
あら、珍しい。
「いつもはズリーとか言ってるくせに?」
「俺はもう大人なんだ!」
どこがよ。
まだ小学四年生のガキだろ。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…