―――ウィーン 聞き慣れた機械音を起てながら、エレベーターは上に上がっていく。 そういえば…さっきの手紙は何だったんだろう? 私が着ているサロペットの右ポケットからさっきの手紙を出す。 ノートの切れ端かよ…。 手紙を開けようとしたけど、またポケットに突っ込んだ。 ――――チン♪ ゆっくりと開くエレベーターのドア。 「ぃやったぁ―――!!」 は? な、何!? .