「へっへっヘ〜!!」


「いや、褒めてないし。気持ち悪い。」



笑い方がねずみ男みたいだぞ……。



「んで、弘人が私に何の用??」



今のツンデレっぽいな。


「理恵は相変わらずツンデレだな。」


勝手に人の心読むんじゃないわよ。



「だから用件は？」


「ああ！俺、読モになるんだ！」


スゲーだろーとでも言うように腰に手を当てて威張ってる。


「ふーん。んじゃ、これから大会の練習あるから。バイバイ。」


そう言って、強制的に玄関を閉めようとした。


「おーい！ちょっと待てぇ！」


「何よ、しつこい男は嫌われるよ？」


そう言いながらもしぶしぶドアを開ける。


「お前にラブレター♪はい。」


「…………は？」







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